7月、多くの公務員受験生が受験する試験。
それが国立大学法人等職員採用試験である。
第一次試験は120分の教養試験のみ課されるこの試験に、私は一縷の望みを託した。
この頃になると面接対策も徐々に考えなければならない時期だ。
しかし、私は今まで筆記試験すら突破したことがない。
したがって、面接云々よりも筆記試験のほうが気がかりで、何としても通過したいという気持ちが強かった。
初夏の暑い日差しが降り注ぐなか、私は試験会場へと向かった。
もはや筆記試験は受け慣れている。最善は尽くした。
あとは結果を待つだけだ。
結果は不合格。
未だに合格したことがない。
専門試験があるならともかく、教養試験のみで落ちるとは。
私はよっぽど試験に向いていないのだと悟った。
ここで試験(資格試験や大学受験)に向いていない人の特徴を挙げる。
・完璧主義
・几帳面
言い換えると、
・細かいところが気になり立ち止まって、なかなか先に進めない人
・問題集の1ページ目から順番に進めていく人
である。こういう人は教師から見ればいい子なので余計に質(たち)が悪い。
しかし、結果は残せない。真面目でコツコツ頑張ってきたのに・・・
公務員試験は試験範囲が膨大だ。やるべき勉強をしっかりやることに尽きる。
私は典型的な完璧主義者だ。神経質でもある。
とりあえずやってみる、ということができない。
考える前にまず行動ができる人は尊敬する。
まとめると、公務員試験は大雑把に全体を見て計画的に進めるのが大事。民間も視野に。
計画通りに行かないことも念頭に置いてフレキシブルに勉強しよう。
Twitter(現.X)等で調べると、教員採用試験と市役所のどちらも合格してる人がいる。
本当に、本当に羨ましい。どちらに行こうか悩むなんて、贅沢だ。
世の中にはこういう人もいる。
私には絶対追いつけないんだろうなあ。
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