神奈川県秋採用(秋季チャレンジ)Part.3

Part.3・・・第2次試験(第1回個別面接)について

正直、そこまで心配する必要はなかった。

試験会場は、神奈川県職員キャリア開発支援センターだ。
私は当日の朝、会社に電話し仮病で半日休むことにした。

受験番号順に部屋に集められ、説明が始まった。

まず、適正検査が実施される。
これは数々の公務員試験を受けてきた私でも初めて受けるタイプの検査だった。しかし、極端な回答をしない限り試験に影響はないと思うので深く考えずに受けた。

次に、面接カードを書きながら申込時に申請した特別な活動の確認作業に入る。申請者は自分の受験番号が呼ばれたら、スコアや賞状を職員に見せに行く。
ここで休憩時間が設けられていたと思う。面接カードは指定された時間までに提出すればよく、メモを参照できるので書きやすい。

面接カードの内容は、学歴や職歴、志望動機、長所と短所、普通自動車免許の有無、くらいの簡単なもの。ちなみにこの面接カードは第2回個別面接で使用する。

続いて個別面接だが、受験手順が少々ややこしい。

まず1部屋あたり70人ほどいる受験生を受験番号順に7人1組のグループに分ける。それぞれのグループの若い受験番号の人から別室に移動し面接を受ける。面接を受け終わったら控え室に戻りホワイトボードに書かれている自分の受験番号を削除する。控え室に残っている受験生は、自分の2つ前の受験番号が削除されたら面接室へ向かい、扉の横の椅子に座って待つ。面接が終了した者から帰宅してよく、早い人は14時前には終わったと思う。

面接が終了する時間はグループの中の順番によるので、運だ。実際にグループ分けされないと終了時刻は予想できない。

私はグループの後半だったら、確実に間に合わないので仕事は1日休んだだろう。転職活動で1日休んだら会社への後ろめたさも増幅される。

以下、面接再現。

私は前半組だったので待ち時間は少なかった。

前の人が扉から出てくる。次だ。心臓が高鳴る。まもなく若い男性が呼びに出てきた。

扉を開けると、そこは小さな会議室。閉塞感を感じたので、決して広くはない。さながら、公務員受験生を詰問するためにわざとらしく設えられた独房のようだ。

私)失礼します。

紋切り型の挨拶を済ませ、顔を上げると若い男性と女性が。

個別面接の初めに、面接官は役職のない若手職員が担当していることを告げられた。その手元には、第一次試験で記入した自己PRシートの縮小コピーの束が見える。

まずは、アイスブレイク。女性から質問が飛ぶ。

女)お昼は食べましたか?

私)はい。緊張していたので、量は減らしました。

女)自己PRシートにも書いてあるんですけど、改めて志望動機を教えてください。

私)〇〇と考えたため、志望しました。

女)学生時代に学んだことはなんですか。

私)××です。

基本は自己PRシートに書いてあることの確認をして、それに対してちょっと突っ込んだ質問をしていく感じだ。

面接は調子よく進んでいたが、ここでまさかの事態が起きる。

3つほど質問をした後、面接官の女性が黙ってしまったのだ。

女)えーっと、、、(自己PRシートを読んでいる)

その間30秒ほどあったと思う。人生で最も長い30秒だった。

女)じゃあ、どうぞ。

隣の男性面接官に質問権を譲る。

男)あなたの強みは何ですか。

私)##です。

男)それを県庁の業務でどう活かしますか。

私)県庁での仕事は~なので、%%の場面で活かせると思います。

男)自己PRカードに**とありますが、その活動で困ったこと、そのときどう対応しましたか。

男)それで解決できましたか。

男)そうですか。それでは面接は以上です。

私)はい。ありがとうございました。

終わった。正直レベルが低い、と思いながら扉を開ける。

退出したところ、椅子に座って待っていた次の受験者に話しかけられた。

「あの、前の前の人が受験番号を消さずに帰っちゃったんですけど」

私)は、はあ。

それは私に言われても困る。たしかにルールを守らない奴は腹立つし、不合格にしてもらいたいところだ。けれども現実は、不運だったと嘆くほかない。

その後、私はきちんと控え室に戻り自分の受験番号を削除した。

帰りは職場に直行したため、試験のことは一旦忘れることにした。

すでに3日後に控えている試験の対策で精一杯だ。

振り返ると、あの面接官には驚いた。面接質問マニュアルとかないのだろうか。

どんな受験生にもできる質問とか用意できないのか。アドリブも利かず頭の回転も悪い。

受験生の前で沈黙するとは、私が面接官をしたほうがマシだ。その場で面接官のほうを面接してやりたい気分だった。

こう書くとその職員の悪口のように聞こえるが、私が言いたいのはそうではない。

神奈川県人事委員会が、若手職員に面接官をやらせておいて、そのフォローをしていないことに腹が立つのだ。おそらく、面接官の研修も実施していないのだろう。だから、面接官である若手職員も困るし、受験者の神奈川県に対するイメージも悪くなる。どこの組織でも共通しているのは、若手のミスは上司の責任ということだ。

もう3日後に第2回個別面接が控えている。プレゼンの練習をしなくては。

県庁
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管理人

公務員試験で採用漏れになり何もかも失った公務員試験バカ。
市役所に最終合格したので仕事を辞めたものの、結局4月採用の連絡は来ませんでした。
受験歴は学生時代に17自治体、社会人時代に10自治体。
公務員試験の真相を詳らかするため、ブログで発信しています。

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